売上減額や加算処理の入力の取消ができます。
[報酬台帳]画面で、[加減算取消]欄の[取消]ボタンをクリックすると、取消行が色帯に変わり、メッセージが表示されます。内容を確認し[OK]ボタンをクリックすると、売上減額処理・売上加算処理の取消ができます。請求と入金が一括で取消されます。
- [メニュー]画面で[確認・変更・削除/台帳の閲覧]をクリックし、[関与先検索/関与先情報変更]画面を開きます。
- [報酬台帳]画面
売上減額や加算処理の入力の取消ができます。
[報酬台帳]画面で、[加減算取消]欄の[取消]ボタンをクリックすると、取消行が色帯に変わり、メッセージが表示されます。内容を確認し[OK]ボタンをクリックすると、売上減額処理・売上加算処理の取消ができます。請求と入金が一括で取消されます。
「立替金台帳」の確認方法について説明します。
No. | 項目 | 記入内容 |
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関与先番号・関与先名 | 関与先番号と関与先名が表示されます。 |
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表示期間 | プルダウンメニューで表示期間の「年月」を選択します。過去11年2カ月分を設定できます。 |
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繰越残高 | 表示期間の開始年月の前月末残高が表示されます。 |
![]() |
細目 | 請求時に選択した「細目(請求細目)」が表示されます。 |
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請求日 | 請求日が表示されます。 |
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入金日 | 入金日が表示されます。 |
![]() |
金額 | 請求金額が表示されます。 |
![]() |
消費税 | 消費税が表示されます。 |
![]() |
差引額 | 差引額(金額+消費税)が表示されます。 |
![]() |
残高 | 未収金残高が表示されます。 |
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入金区分 | 通常の口座振替分は、空白となります。再振替分は「再振替」、入金消込分は入金消込時に選択した「入金区分」が表示されます。 |
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備考 | 請求金額の入力時に[備考]欄に登録した内容が表示されます。 |
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請求取消 | 未収分の細目(請求細目)は[請求取消]ボタンをクリックして請求取消できます。口座振替完了分、入金消込分は請求取消できません。 |
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入金取消 | [取消]ボタンをクリックすると、入金消込で入金となったデータが抹消され、[入金消込]画面に再表示されます。口座振替による入金は取消できません。詳細は「8.5.4 入金消込の取消」を参照してください。 |
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合計 | 金額、消費税、源泉額、差引額それぞれの合計額が表示されます。 |
「立替金台帳」について説明します。
「立替金台帳」で関与先の過去の取引経過を確認し、請求取消、入金取消、加減算取消できます。
ポイント
立替金台帳の活用方法について
・過去の取引経過の確認する
・細目(請求細目)ごとの請求取消・入金取消・加減算取消する
手順1
[メニュー]画面で[確認・変更・削除/台帳の閲覧]をクリックし、[関与先検索/関与先情報変更]画面を開きます。
手順2
[関与先一覧]画面から「立替金台帳」を表示します。
ポイント
関与先検索方法の詳細は「8.3.1 関与先の検索方法」を参照してください。
「立替金台帳」の確認方法について説明します。
入金消込の取消について説明します。
入金消込の誤入力などがあった場合、入金消込の取消ができます。ただし、口座振替による入金は取消できません。
[入金取消]欄の[取消]ボタンをクリックすると、入金の取消ができます。[未収金残高一覧・再振替設定]画面と[入金消込]画面に、再度「未収金」として表示されます。
e-NET利用前の期中売上の加算処理について説明します。
期の途中からe-NETの利用を開始した場合、関与先の期首から利用開始時までの期中売上高を一括で入力できます。これによりe-NET利用開始年度から年間売上高を把握できます。
[報酬台帳]画面で[売上加算処理]ボタンをクリックし、[売上加算処理]画面で、加算内容を入力します。[登録]ボタンをクリックすると、加算内容が登録できます。
ポイント
[売上加算処理]画面の入力金額について
同一日付、同一金額で「請求データ」と「入金データ」が生成され、「報酬台帳」「請求明細表」「入金明細表」「月別集計表」「支払調書」に反映されます。
No. | 項目 | 記入内容 |
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日付 | 「入力年月日」が表示されます。任意の年月日を入力することで変更できます。入力した日付が請求日および入金日として設定されます。 |
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細目 | 細目(請求細目)をプルダウンメニューから選択します。 |
![]() |
税区分 | 請求金額入力時に選択した税区分が表示されます。 |
![]() |
金額または差引額 | 「金額」または「差引額」を入力します。同一日付、同一金額で「請求データ」と「入金データ」が生成され、「報酬台帳」「請求明細表」「入金明細表」「月別集計表」『支払調書』に反映されます。 |
![]() |
消費税 | 「金額」または「差引額」を入力すると、自動で計算されます。 |
![]() |
源泉税 | 「金額」または「差引額」を入力すると、自動で計算されます。 |
![]() |
備考 | 「期中売上追加分」などを10文字以内で入力できます。 |
![]() |
自動計算しない | 「金額」または「差引額」を入力する前に、チェックボックスにチェック「レ」を入れると、消費税、源泉税、差引額は自動で計算されません。すべての金額を手入力する必要があります。なお、結果が一致しない場合、エラーとなります。 |
注意
e-NET利用開始前の売上日付について
e-NET利用開始前の売上を登録する場合、[日付]欄に「期首」を入力します。加算入力した売上は、11年2カ月経過すると、自動的に抹消されます。
■[売上加算処理]画面
値引き・貸倒償却の処理について説明します。
値引きや貸倒償却などを理由に請求金額を減額する場合、売上を減額入力します。
[報酬台帳]画面で[売上減額処理]ボタンをクリックし、[売上減額処理]画面で減額内容を入力します。[登録]ボタンをクリックすると、減額内容が登録できます。
注意
[売上減額処理]画面の入力金額について
同一日付、同一金額で「マイナス請求データ」と「マイナス入金データ」が生成され、「報酬台帳」「請求明細表」「入金明細表」「月別集計表」『支払調書』に反映されます。
本機能は、請求・入金後の[報酬台帳]画面で可能で処理です。[関与先登録内容の変更]画面の請求金額の[金額]欄で、マイナスの金額の登録や請求はできません。
No. | 項目 | 記入内容 |
![]() |
日付 | 「入力年月日」が表示されます。任意の年月日を入力することで変更できます。 |
![]() |
細目 | 細目(請求細目)をプルダウンメニューから選択します。 |
![]() |
税区分 | 請求金額入力時に選択した税区分が表示されます。 |
![]() |
金額または差引額 | 「金額」または「差引額」を入力します。同一日付、同一金額で「マイナス請求データ」と「マイナス入金データ」が生成され、「報酬台帳」「請求明細表」「入金明細表」「月別集計表」『支払調書』に反映されます。 |
![]() |
消費税 | 「金額」または「差引額」を入力すると、自動で計算されます。 |
![]() |
源泉税 | 「金額」または「差引額」を入力すると、自動で計算されます。 |
![]() |
備考 | 「値引きによる減額」などを10文字以内で入力できます。入力内容は、『振替のお知らせ』ハガキに印字されます。 |
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自動計算しない | 「金額」または「差引額」を入力する前に、チェックボックスにチェック「レ」を入れると、消費税、源泉税、差引額は自動で計算されません。すべての金額を手入力する必要があります。なお、結果が一致しない場合、エラーとなります。 |
ポイント
売上減額処理について
[売上減額処理]画面で、値引額、償却額を入力し、同時に[入金消込]画面で対象の「未収金」を全額消込むことで処理できます。入金消込の詳細は「12.3 入金消込」を参照してください。
具体例:
5月20日に、請求した決算報酬 330,000円(税込)を8月10日に、66,000円(税込)を値引きした場合
■[売上減額処理]画面
値引額を入力し[登録]ボタンをクリックします。
同一日付、同一金額のマイナス請求データとマイナス入金データが生成され「報酬台帳」に記載されます。
「報酬台帳」の確認方法について説明します。
No. | 項目 | 記入内容 |
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関与先番号・関与先名 | 関与先番号と関与先名が表示されます。 |
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表示期間 | プルダウンメニューで表示期間の「年月」を選択します。過去11年2カ月分を設定できます。 |
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繰越残高 | 表示期間の開始年月の前月末残高が表示されます。 |
![]() |
売上減算処理 | 売上の減算処理が行えます。 |
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売上加算処理 | 売上の加算処理が行えます。 |
![]() |
細目 | 請求時に選択した「細目(請求細目)」が表示されます。 |
![]() |
請求日 | 請求日が表示されます。 |
![]() |
入金日 | 入金日が表示されます。 |
![]() |
税区分 | 請求に選択した「税区分」が表示されます。 |
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金額 | 請求金額が表示されます。 |
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消費税 | 消費税が表示されます。 |
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源泉税 | 源泉税が表示されます。 |
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差引額 | 差引額(金額+消費税-源泉税)が表示されます。 |
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残高 | 未収金残高が表示されます。 |
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入金区分 | 通常の口座振替分は、空白となります。再振替分は「再振替」、入金消込分は「振込」が表示されます。 |
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備考 | 請求金額の入力時に[備考]欄に登録した内容が表示されます。 |
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請求取消 | 未収分の細目(請求細目)は[請求取消]ボタンをクリックして請求取消できます。口座振替完了分、入金消込分は請求取消できません。 |
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入金取消 | [取消]ボタンをクリックすると、入金消込で入金となったデータが抹消され、[入金消込]画面に再表示されます。口座振替による入金は取消できません。 |
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加減算取消 | [取消]ボタンをクリックすると、「売上減額処理」または「売上加算処理」が取消できます。 |
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合計 | 指定した表示期間内の請求額、入金額それぞれの合計が税率ごとに表示されます。 |
「報酬台帳」について説明します。
「報酬台帳」で関与先の過去の取引経過を確認し、請求取消、入金取消、加減算取消できます。
ポイント
「報酬台帳」の活用方法について
・過去の取引経過の確認する
・細目(請求細目)ごとの請求取消・入金取消・加減算処理する
手順1
[メニュー]画面で[確認・変更・削除/台帳の閲覧]をクリックし、[関与先検索/関与先情報変更]画面を開きます。
手順2
[関与先検索/関与先情報変更]画面で関与先を検索し、[報酬台帳]画面を表示し過去の取引経過を確認します。
ポイント
関与先検索方法の詳細は「8.3.1関与先の検索方法」を参照してください。
「報酬台帳」の確認方法について説明します。
値引き・貸倒償却の処理について説明します。
e-NET利用前の期中売上の加算処理について説明します。
入金消込の取消について説明します。
売上減額や加算処理の入力の取消ができます。
関与先の削除について説明します。
注意
関与先の「削除」について
・入力締切日(振替日の6営業日前)で削除が確定し、データが抹消されます。それまでは何度でも「取引中」に戻すことができます。
・ 関与先を「削除」から「取引中」に変更した場合、請求金額の[振替停止]欄のチェックボックスに「レ」が入ったままです。口座振替を「利用」にする場合は、請求金額の[振替停止]欄のチェックボックスの「レ」を忘れずに外してください。
・入力締切日を過ぎて解約が確定した関与先を「取引中」に戻すことはできません。
再度、「新規関与先の登録」を行います。削除した関与先の登録内容は11年2カ月閲覧できます。
・金額が入力された状態で削除すると、売上が計上され、未収として残ります。売上計上しない場合は、金額の入力をせずに削除してください。(月決報酬一行目の場合は0円で入力してください。)
関与先の削除方法について説明します。
手順1
[関与先登録内容の変更]画面の[取引状況]欄で「削除」を選択します。
手順2
[メッセージ]画面が表示されます。内容を確認し[OK]ボタンをクリックします。
手順3
[関与先登録内容の変更]画面下の[登録]ボタンをクリックします。
手順4
登録確認のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。入力締切日(振替日の6営業日前)に関与先が削除されます。
関与先を削除した場合も、関与先の登録内容は11年2カ月間確認することができます。[売掛残高一覧表]画面、[入金消込]画面、[振替結果の確認]画面、[報酬台帳]画面などで確認できます。
関与先の削除時に未収金がある関与先の場合、削除後もデータ保管期間の11年2カ月間は[入金消込]画面で入金消込ができます。詳細は「12.3 入金消込」を参照してください。
関与先任意項目の変更方法について説明します。
No. | 項目 | 記入内容 |
![]() |
基本項目1 | 関与先の分類項目をプルダウンメニューから選択します。 |
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基本項目2 | 関与先の分類項目をプルダウンメニューから選択します。 |
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基本項目3 | 関与先の分類項目(全角、15字以内)を自由に入力できます。 |
![]() |
基本項目4 | 関与先の分類項目(全角、15字以内)を自由に入力できます。 |
![]() |
決算期 | 関与先の決算期をプルダウンメニューから選択します。 |
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関与開始日 | 関与先の関与がスタートした年月日を入力します。 |
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メモ欄 | 関与先に関するメモ(全角、60文字以内)を自由に入力できます。[メモ]欄で入力した内容は『振替のお知らせ』ハガキには印字されません。 |
ポイント
基本項目1・基本項目2について
「基本項目1」「基本項目2」のプルダウンメニューには、[関与先分類項目の設定]画面で登録した項目が表示されます。詳細は「3.4 関与先分類項目」を参照してください。